2024/11/17 21:50
上:東ティモールでの作業風景。

上:仮倉庫からコーヒー生豆の麻袋を運び出す現地の方々。
【東ティモール!?】
東南アジア南部に位置する小さな国。実は20年ほど前に内戦などを経て独立を果たすなど大変な歴史を辿っています。
「戦争」「内戦」「独立」などネットで調べてみたものの、正直僕には実感が湧きませんでした。
僕が20歳くらいのときに起きていた現実とは思えなかったです。
それほど僕の過ごしてきた時間は平和だったんだなと実感しました。
そんな東ティモールでは「経済の復興産業」としてコーヒー栽培があることを知りました。
それを知ったとき、味や風味よりもそのストーリーに共感して僕のコーヒー屋のメインを東ティモールに据えようと決めました。
ほんの微々たる量ではありますが僕が日本でコーヒーを販売することが東ティモールの経済に繋がる、そのために僕はコーヒーをお客様に届ける。そんな想いでいます。

上:手作業で欠点豆を選別する「ハンドピック作業」

上:昔ながらの機械での脱穀風景。
【偶然の繋がり】
僕は2011年に起きた東日本大震災のとき〝ピースウィンズジャパン〟という国際協力NGOに所属して宮城県気仙沼市で復興支援活動を約1年半ほどしていました。
※ピースウィンズジャパン
実はそのピースウィンズジャパンが東ティモールでコーヒー産業を通した復興支援活動を行っていたんです。それを知ったのは東ティモールコーヒーをメインに据えると決めてから数カ月後のことでした。
すごい偶然と親しみが湧き、よりこのコーヒーを大切にしようと思いました。

上:コーヒーの木の花。真っ白でとてもきれいな白色。
【さらなる偶然】
下の写真の麻袋をご覧ください。

「東チモール」「COCAMAU(コカマウ)」と明記されています。これは現地のコカマウ農業協同組合の麻袋です。
僕が仕入れている組合さんです。
なんとなんと、この麻袋は僕が10年以上前にどこかの雑貨屋さんかリサイクルショップで「かっこいいな」と思ってなんとなく購入したものなんです。
そう、僕がコーヒーを始めるずっとずっと前のことです。
部屋の奥に眠っていたこの麻袋を見てめちゃくちゃ驚きました。
まさか10年以上前にたまたま購入した麻袋の組合さんからコーヒーを仕入れて焙煎することになるなんて。
ただの偶然なのですが、そんな偶然を大切にしながら、みなさまに届けていきたいと思ってます。

上:生豆を天日干ししている様子。
【現在は欠品中】
今年はたくさんの東ティモール産コーヒーをお届けすることができました!
「すっきりしておいしい」
「後味がクリーン」
「やわらかい苦みで飲みやすい」
などのお声をたくさんいただいています。
苦みの強い風味ではなく、すっきり飲みやすいクリーンな味わい。
僕の大好きな味です。
現在、日本に入ってきた生豆は完売してしまい当店でも販売休止中です。
ぜひ再販する際はたくさんの人にお届けしたいと思っています!
それまではしばらく他の豆を愉しんでいただけたらと思います。
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